公立中等教育学校の受験③
適性検査Ⅱの対策は、まずひたすら知識を詰め込もうと、理科と社会は教科書の音読をしました。こんなことで効果出るかな〜と思いましたが、けっこう頭に入るもので、小学校のワークテストは理科社会の2教科は、ほぼ満点をとってくるようになりました。
算数は、こちらも基礎が大事!と5〜6年生の教科書の問題を、例題も含め徹底的に解いていきました。
ここまでを6年生の夏休み前までに済ませ、夏休みからはいよいよ本番仕様の問題にあたり始めました。
適性検査Ⅱの問題は、算理社の3教科が混ざった教科横断型の問題です。例えば、資料を読み取り(社会)、考えられる答えを計算で導き出す(算数)などといった具合です。
初めての形式の問題に、娘はだいぶ苦戦しました。
そうでなくても、適性検査の問題は大人から見ても難しいです。とにかく問題に慣れていこうと、理系の父親がつきっきりで指導していきました。
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公立中等教育学校の受検② 適性検査Ⅰの対策
中学受験をする子は、早ければ小学3年くらいから塾に通って勉強をするようですが、
長女が中等を目指すと決めたのは小学5年の3学期。(この時点ですでに出遅れ💦)
塾に行かない選択をした我が家は、さっそく本屋に行き、公立中等教育学校向けの参考書や過去問、作文対策のテキストなどを購入しました。
適性検査Ⅰ について、まずは本番と同じような問題に当たらせてみました。
小学校の成績は中の上くらいの長女でしたが、問題文を読解することから苦戦していたようです。
そして、いざ作文を書き始めると、答えなければいけないテーマから逸れてしまったり、
そもそも作文の作法がわかっておらず、語尾の(〜です)と(〜だ)が混じったり、話し言葉で書いてしまったり、詩のように体言止めになってしまったりと課題が盛り沢山でした💦
このまま本番形式のテキストを進めても、あまり意味がないと思い、急遽作戦を立て直しました。
読解については、分野問わず沢山の文章を読み、親である私たちにどんな文章だったか説明をすることから始めました。
作文の書き方については、新たに…
【ふくしま式200字メソッド「書く力」が身につく問題集[小学生版]】
というテキストを購入しました。作文の“型“を覚えれば、自然と作文の作法も身につくのでは?と思い購入してみましたが、このテキストはとても効果がありました。
同じく作文の苦手な、長男も一緒に進めてみましたが2人とも、作文の「書き方」に関しては、メキメキ上達していきました。
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公立中等教育学校の受験①
我が家の真ん中っ子の長女は、ただ今中学3年生第一志望の国立高専合格に向けて勉強中。数学と理科が大好き‼️な思いっきりリケジョな子です。
そんな長女ですが受験は初めてではなく、3年前の小6の時に公立中等教育学校を受験(中等は受検というのですよね)しました。➡︎結果は残念ながら不合格でしたが…😢
中等の受検は、適性検査という教科横断型の問題を解きます。
長女が受けた学校では…
適性検査Ⅰ(問題文を読み、自分の考えを作文に書く)
適性検査Ⅱ(算数、理科、社会の要素が混じった問題)
この2つの検査が、毎年行われています。
中等受検をする子は、だいたい適性検査型受験に対応している塾に通うのですが、
我が家はこの時も塾には行かず、適性検査Ⅰを母親が、適性検査Ⅱを父親が担当し、家で教えていました。
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